「履くだけで脚痩せの効果がある」と巷で話題の着圧レギンスですが、せっかくなら上手に履いてより効率良く美脚に近づきたいですよね。
実際に着圧レギンスは使用方法によっては副作用があることも国民生活センターから報告されているため十分に注意する必要があります。
ただ、選び方&履き方さえ間違えなければ多くのメリット感じることができる優秀なサポートアイテムなってくれるので、この記事で詳細を解説していければと思っています。
着圧レギンスの履き方
1.着圧の強さは症状&利用シーンに合わせる
着圧は強ければ強いほど良い!というわけではなく、浮腫み具合や利用シーンによって適切な物を選ぶ必要があります。
着圧の強さを表す単位をhpa(ヘクトパスカル)というのですが、この数値が高いほど着圧が強くなり、多くの着圧レギンスの強さごとの役割は以下のようになっています。
- 軽度の浮腫みには20hpa以下
- 重度の浮腫みには20hpa~30hpa
※30hpa以降は医師への相談が必要な医療用となります
といった役割があり、浮腫みが重度の方ほど強いレギンスの着用が推奨されており、30hpa以上の着圧の場合は医療用なるため一般販売はしていません。
引用元:加圧を利用したスパッツの使い方に注意!
また膝を曲げた状態では負荷が倍以上となってしまうため、無意識の内に姿勢を固定しがちな睡眠中は20pha以下の着圧レギンスが主流となっています。
むやみに強力な着圧を履くのではなく、症状や利用シーンに注意して安全にも配慮しながら着用するようにしてください。
2.適切なサイズを履く
着圧レギンスはサイズは「ウエスト・ヒップ・太ももの太さ」などで推奨サイズが表記されていますが中には、ワンサイズしかないメーカーも存在するので、いくら気に入っても無理にサイズが合わない着圧レギンスは購入しないようにしましょう。
サイズが大きいと効果が薄くなり、サイズが小さいと副作用の原因となってしまう可能性があるため、自分の体型とマッチしている着圧レギンスを選ぶことが大切です。
3.シワ&着圧ラインのズレがないように履く
着圧レギンス普通のレギンスと比べて履きにくいデメリットがあるので、いつもよりシワ&ズレが出来やすい特徴があります。
普通に履いただけでは、おそらく上記の画像のようになってしまうと思うので、履き終わった後にシワを延ばし、着圧ラインの位置を左右対称になるよう調整してください。
そのままにしておくと、想定していた位置に適切な着圧がかからず、効果の減少・副作用の要因となる可能性があるので注意してください。
4.長時間同じ姿勢はNG
着圧レギンスを着用する際は長時間同じ姿勢になることはNGです!特に長時間してはいけない体勢は「脚を曲げている状態」でこの時かかる着圧は約3~4倍とされています。
そのため長時間しゃがんだ体勢をキープしなければいけない仕事や用事がある際は、着圧レギンスの着用は避けるようにしてください。
立っている状態や椅子に座っている状態であればあまり着圧力に変化がないので、長時間の着用も可能となっています。
5.骨盤補正やヒップアップ機能がある物を選ぶ
着圧レギンスといえば「足のむくみをとるアイテム」というイメージを持っている方が多いと思います。
ですが、今人気の着圧レギンスは脚だけでなく、腰回りやお尻などへのアプローチをかけてくれる物が多くなってきています。
どうせ履くなら1着で複数の部位を同時にケアできる方が効率的となるので、脚だけでなく他部位にも注目して選んでみましょう。
着圧レギンスを履いてはいけない人
持病を抱えている人
動脈の血行障害やなんからの持病を抱えている人は着用を避けるようにしてください。
ほとんどの着圧レギンスの注意書きにも記載されており危険性が高いため、個人的にな判断で着用するのはやめましょう。
妊娠中や産後間もない人
骨盤矯正の関係で気になる方が多いと思いますが、妊娠中や産後すぐの使用は危険です。
特に産後の着用を急ぐ方が多くいますが、産後直後は心も体もボロボロの状態となっています。
妊娠期間は10ヶ月、出産は個人差がありますが、初産婦さんで半日程度、産褥期はおよそ6から8週間です。
この時期は、思春期や更年期に比べてかなり短く、この間に起きるホルモンの変化も劇的です。
引用元:一般社団法人日本産後ケア協会
専門機関からもといった報告が上がっており、産後は心体ともにデリケートな状態となるので、できるだけ着用は避けるようにしましょう。
どうしても使いたい時は?
それでも「どうしても着圧レギンスを着用したい!」という方は独断での判断は避け、必ず医師に確認してから履くようにしてください。
スタイルアップのまえに、体を壊してしまっては本末転倒となってしまうため着用したいという気持ちを抑えて、専門家に相談するようにしてくださいね!
着圧レギンスの履き方まとめ
ここまでで、着圧レギンスの履き方や履いてはいけない人について解説してきましたいかがでしたでしょうか?
着圧レギンスは履き方によっては下半身ケアに活躍をしてくれるアイテムですが、間違った履き方をしてしまうと副作用の原因となってしまう可能性もあります。
購入する前にしっかりとサイズをチェックし、正しい履き方をすることでスタイルケアのメリットを感じやすくなるので、正しく着用することを意識するようにしてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。